【FGO】【史実】ぶれてるキャラがぶれない:タマモキャット 逸話紹介
真名:タマモキャット
身長:160cm/体重:52kg
出典:Fate/EXTRA CCC
地域:SE.RA.PH
属性:混沌・善/隠し属性:地
性別:女性
クラス:バーサーカー
タマモキャットは史実のある英霊ではありませんしかし、管理人が個人的に好きなので、強引に書きます。
強引に記事にするために、玉藻の前編では妲己と殺生石を
タマモキャット編では九尾伝説を書いています
記事を書きたかったんだ
ややこしいのは許して
1.タマモキャットとは何か
タマモキャットは言わずと知れた玉藻ナインの一匹です。FGO内でも自ら発言しています。
玉藻ナインとは何なのか…
簡単に言ってしまえば玉藻の前の分身的な存在です。
玉藻の前の九本あるしっぽを切り離し8体の分身になった。
これが玉藻ナインの簡単な紹介です。
なぜ玉藻はしっぽを切ってしまったのか
2.玉藻がしっぽっを切った理由
玉藻の前はFate/EXTRA CCCに登場する強キャラなのですが玉藻は月の聖杯戦争に参加していますが、召喚したマスターが未熟だったために完全体として召喚されない状態で聖杯戦争に参加することになります
この時の尻尾の本数は一本です。そこで修業を行いつつ霊力強化を行い聖杯戦争を戦い抜こうとします。
玉藻の前は尻尾が一本増えるたびに霊力が倍になるといわれています。
要約すると不完全な状態だったから霊力上げて尻尾増やして聖杯戦争に勝つ。
こんなところですかね。
完全体になった玉藻の前は一人で百体の英霊を退けることができるそうです。
聖杯戦争を行っていくうちに玉藻は九尾の狐という完全体に近づいていきます。
ですが玉藻はふと思います。
玉藻「完全体になったら強すぎて誰もお嫁に取ってくれない」
婚期が遅れてしまうと思った玉藻は増やした尻尾を8つに引き裂くことになります。
玉藻らしい行動だと思います。
かくして玉藻の尻尾は8つに分れてしまいました。
3.タマモナインの誕生
引き裂かれた玉藻の尻尾ですがこれらの尻尾が実体化しそれぞれが神格を得ます。さらに英霊化するという珍事がおこります。
玉藻の尻尾が分かれるという現象は殺生石伝説の殺生石が割れたときに各地に欠片が散らばったというところからでしょうね。
こうして生まれた玉藻ナインですが現段階で明らかになっている名前は6人です。
一人目 「高級品嗜好のタマモグッチ」
二人目 「マイホーム至上主義のタマモデルモ」
三人目 「野獣の獣タマモキャット」
四人目 「凄腕美人秘書タマモヴィッチ」
五人目 「お姫様日和なタマモノヒメ」
六人目 「不思議ちゃんタマモマリア」
このようになっています。
ネーミングセンスは常軌を逸していますがそれぞれの肩書は玉藻の前伝説から想像できるものになっています。
お次はタマモキャットの九尾の美部分をご紹介します
4.「九尾伝説」
時は平安時代末期鳥羽天皇の時代鳥羽上皇は30年以上政治を行ってきたため後半には政治への関心をなくしていました。
なかなかに贅沢な悩みですね
泰成「これで九尾の居場所がわかるぞい!」
出典:wikipedia
鳥羽天皇のお姿になります。
実にイケメン?ですね
その頃から宮中に「玉藻の前」という女が現れます。「玉藻の前」は20歳くらいの女で白雪のように清らかな肌で朱を差さずとも赤く潤う唇をしていました。
その容姿は絶世の美女と呼ぶに値するものでした。
玉藻の前を見た鳥羽上皇は惚れてしまい毎夜、玉藻の前の下に通いだします。
政よりも
5.玉藻の前の身バレ
鳥羽上皇の行動を見た大臣などが頭を悩ませます。それはそうですよ 仕事より女をとってしまっていたわけですから…
この状況を打開すべく陰陽師である安倍泰成に玉藻の前の調査を依頼します。
大臣「あの素性もわからない女は何者だ!!このままでは政治どころか今日が滅んでしまう!安倍泰成はいるかー!!」
泰成「はい!」
大臣「お願いなのだが玉藻の前とやらを調べてくれない?」
泰成「了解しました!!」
すると安倍泰成は秘術の限りを尽くします。
泰成「そいやー!!」
そのころ玉藻の前は清京殿の鳥羽上皇の前で優雅な舞を披露していました。
が、舞の途中安倍泰成の術が発動しその場で玉藻の前は
玉藻「ん?はいやー!!痛いー!」
と叫びだします。
その場にいた鳥羽上皇や大臣たちは唖然としてしてしまいます
鳥羽「なにごと!!大丈夫か玉藻?」
そこにいたのは金色に輝く毛におおわれ尾が九本に分かれた妖怪「金毛白面九尾」でした。
正体をばらされた九尾は京都の上空を駆けあがり旋回します。
同時に雷鳴が轟き大雨が降りだします。
その後九尾は鳴き声を上げながら東の空に飛び去ってしまいます。
東の空に飛ぶことを確認した安倍泰成は白、黒、青、赤の4枚の御幣を九尾に投げつけます。
泰成「逃がさんぞ!そいっ!!」
四枚の御幣は九尾を追っていきます。
しかし、白の御幣が力尽きて落ちた後、黒、赤と次々に落ちてしまいます。
その中で青の御幣だけは九尾を追っていき見えなくなってしまいます。
泰成「これで九尾の居場所がわかるぞい!」
出典:wikipedia
九尾が都から逃走している様子です。
6.九尾追跡
この出来事により目を覚ました鳥羽上皇は安倍泰成の勧めを聞き全国の領主たちに通達を出します。泰成「青い紙を探していただけませんか?」
鳥羽「よかろう!今すぐ全国の領主に伝達させよう!ところで泰成君…私って女を見る目ないのかなぁ…」
泰成「さぁ…しいて言うなら狐を見る目ではないですか?w」
鳥羽「(´・ω・`)」
そのころ下野国那須野ヶ原では数日間領民が行方不明になる事件が続いていました。
この事件を領主「那須八郎宗重」が調べ始めます。
宗重「ここらへんで行方不明者が出ているときいやのだが…ん?なんだこの穴は!?」
結果、那須野の洞穴に人骨が散らばっており入り口には通達のあった青の御幣が落ちていました。
この結果を知った領主は都に知らせようと自分の館に戻りますが2人の同じ顔の妻がケンカをしていました。
那須八郎宗重は考えた末、放置して都へ行くことにしました。
妻1「何よ!!あなただれ!?」
妻2「あなたこそ誰よ!?」
宗重「うわっ!?どゆこと!これは天国か?そんなことより京へ行かなくては!!」
都にて那須八郎宗重の報告を受けた鳥羽上皇は安倍泰成に
鳥羽「彼の妻が二人いるのだが片方は九尾であることは間違いない。どうやって見分ければいいのか」
と聞きます。
これを聞いた安倍泰成は宮中に古くから伝わる宝鏡を那須八郎宗重に貸し与えます。
泰成「ならば古くから伝わるこの宝鏡を持っていきなさい!!いいか絶対に割るなよ!!おこなれるのは俺なんだからな!!」
宗重「ありがとうございます!!(誰に怒られるんだよw)」
那須八郎宗重は宝鏡をもって那須野へ帰ろうとしますが安倍泰成が呼び止めます。
泰成「帰宅途中敵が襲ってくるかもしれない。おかしなことがあったらこの山鳥の尾を輪にして覗きなさい。
最後にもう一度言うけど鏡は割るなよ!フリじゃないからね?」
宗重「はいはい…了解しました…」
那須八郎宗重は帰宅途中背後から安倍泰成の声が聞こえ立ち止まります。
泰成「宗重さ~ん!!ちょい待ち!!」
宗重「またかよ…さっき別かれたばっかじゃねーか…」
泰成「さっき貸した宝鏡なんだけど明日イベントで使うから返していただけないか?」
宗重「はぁ…(何言ってんだこいつ。確か変なことあったら山鳥の尾を使えって言ってたっけ)」
おかしいと思った那須八郎宗重は山鳥の尾を使います。
すると話しかけてきた安倍泰成が九尾の姿だとわかります。
宗重「よっこせっ!!お前安倍泰成じゃないな!!覚悟!!」
九尾と見破った宗重はすぐさま太刀で切り付けます。
九尾「なんで正体ばれたら速攻で攻撃してくるの(#^ω^)ありえないんですけど!!」
その後九尾は一瞬で姿を消し大勢のお供も消えてしまいました。
那須の館に帰ると妻が泣きついていた。
妻「マジで怖かったんですけど(´;ω;`)ところで何で無視したの?」
宗重「チョットナニイッテルカワカラナイ」
それ以降那須野では行方不明者が出ることもなくなり平和になり那須八郎宗重は宝鏡を朝廷に返しました。
それを待っていたかのように九尾は再び悪さを始めます。
九尾「やっと鏡返したか…目にもの見せてやる!!」
出典:wikipedia
九尾が正体を暴かれる瞬間の絵になります。
7.九尾討伐
再び悪さを始めた九尾の話を聞いた鳥羽上皇は房総半島の豪族、三浦義明、上総広常・千葉常胤らに九尾討伐を命令します。これに安倍泰成も同行するように言われるわけです。
泰成さん活躍しすぎでは
鳥羽「また悪さをしだしたのか…」
泰成「そのようですね(この人まだ引きずっているなw)」
鳥羽「ならば三浦義明、上総広常・千葉常胤を連れ九尾を…元カノを討伐してこい!」
泰成「了解しました!」
鳥羽「もう復縁はできぬな…」
那須野に到着した安倍泰成は那須野ヶ原の南、黒髪山に儀式を行うための檀を設け秘術を使い祈ります。
東からは三浦義明、西からは上総広常、北は千葉常檀と那須八郎宗重が数千騎を率いて包囲網を狭めていきます。
安倍泰成によって妖術を封じられ三浦義明、上総広常・千葉常胤に追い詰められ九尾はとうとう姿を現します。
九尾「さっきから鬱陶しいわ!!何ですか?いじめですか?もういい!寝床変えます!!」
しかしすぐに九尾は消えてしまいます。
そのため泰成らは一度帰って作戦と立て直します。
なんやかんやで作戦がうまくいったのか戦いは7日間にわたって行われます。
そしてとうとう戦いに決着がつきます。
現れた九尾に対して三浦義明が矢を放ちその矢が九尾の脇腹に命中します。
次に放った矢が首を貫きます。
これを見た上総広常はすぐさま長刀を振り九尾の首を跳ね飛ばします。
ナイスコンビネーション!!
倒した九尾の体からは数々の素材がドロップしました。
腹からは黄金色に光る壺、おからは二つの針、頭からは火光輝く白玉が出てきます。
泰成「マジかよ…」
義明「これはでG級装備作れんじゃん!!」
その直後あたりが白く光り九尾の死体は大きな黒い石に変化します。
この後は玉藻の前でも紹介している殺生石伝説に入ります。
8.まとめ
反英雄:九尾として鳥羽上皇を誘惑し国を滅ぼそうとした。死因:安倍泰成らによって討伐された。
タマモキャットはFGOでも語られている通りに玉藻の前の良心的な心の部分でございます。
九尾として鳥羽上皇を愛したところをピックアップしていることになります。
九尾として都を滅ぼそうとしたところがバーサーカーとして英霊になりました。
タマモキャットは現実にいたら楽しそうですがFGOの中では問題児として扱われています。
少し残念ですね。
本気をだしたタマモキャットは伝説上の九尾に劣らない戦闘力を持っています。
どんな人?にも警戒は怠らないことがいいということが学べるキャラです。